市長の給与カットと拍手パフォーマンス ~総務常任委員会~

 5月中の議決を要する議案が2件。イレギュラーですが、定例会初日に総務常任委員会を開催して審査を行いました。

 1件は、修正申告により生じた約1億2000万円の市税還付金を支払うための補正予算案。もう1件は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う社会情勢への影響を踏まえて、6月1日から来年3月31日までの給与を市長10%、副市長7%、教育長と企業管理者(病院、上下水道局)5%の給与削減を行うための条例改正。いずれも全会一致で可決しました。

 個人的には、有事におけるトップの重責、そして実際の負担を考えると、給与を減らす必要はないと思います。それより迅速かつ的確に判断して組織を動かしていただきたい。

 審査の中で北山議員が「クラップ・フォー・ケアラーズ」への意見を述べ、(議案とは無関係ですが)私も続きました。

 「明らかにテレビ報道を意識したパフォーマンスでしょう」。市長を中心に幹部職員が並んで、市立病院の方角を向いて拍手を送る光景は、まるでどこかの国のようでした。コロナ対応に忙殺される総合防災課がプレリリースを作成したり、間隔をとるためのマーキングをしたり、防災無線で「ふるさと」を流したりは誰のため? 市長が市立病院に届けるべきは拍手ではなく物資と財政支援のはずです。

  かつて安倍首相が所信表明の中で自衛隊関係者への感謝を呼びかけ、スタンディングオベーションが起こって話題になりましたが、うちで自衛隊の演習場に向かって整列し、「ふるさと」を流して、市民に拍手を促すとしたら、中川市長を支持する党や団体こそ黙っていないと思うのですが。

 そもそも、なぜ「ふるさと」なのか? 心をひとつになどという演出ならやなこった、気色悪…との思いで尋ねると、「鉄腕アトムを流したかったが、著作権の関係で…」と答えられて拍子抜け。副市長は「市民からご批判も。賛同もいただいたが今月いっぱいで終了する」と答弁しました。

 

 *4月25日「宝塚版拍手運動に異議アリ!」

https://www.teramoto-sanae.net/houkoku.cfm?id=4638

 *写真は請願の趣旨説明で登壇時 

  • facebook