
今年の宝塚市男女共同参画プラン推進フォーラムは、ハイヒールをはいたお坊さんこと西村宏堂さんの講演「私が好きな私で生きる」でした。西村さんは僧侶でアーティスト、LGBTQ活動家としても知られ、2021年には米国のTIME誌で次世代リーダーに選ばれています。
自分を「女の子」と認識し、ディズニープリンセスやセーラームーンが大好きだった幼少期。悩みに悩んだ思春期。NYの美大でメイクアップを学んで、その道へ。修行時代、西村さんがミス・ユニバースのメイクチームに参加し、世界中のコンテスタントたちに美を提供する経験を通じて、メイクが外見を変えるだけでなく、自己表現や自信を引き出す力を持つことを実感したといいます。
かつて劣等感を抱えていた自身が、どのようにして自分を受け入れ、好きになり、胸を張って生きるようになったのか。自らの人生経験を通じて、自己受容と自己肯定の大切さを説かれる西村さん。また、性別や社会的な枠組みにとらわれず、自分らしく生きることの大切さを強調、多様性を尊重する社会の実現に向けたメッセージを私たちに届けてくれました。
やさしい口調と美しい立ち姿、コスチュームもすばらしい! 遠来のファンもいて、会場は満席。拍手の嵐でした。
講演会後、著書『正々堂々』をダッシュでゲットし、サインの列へ。西村さんは私の顔を見るなり、「まぁ、すてきな髪型ね」。カットしたてのパッツン前髪を気にしていたのが、一瞬で吹っ飛びました。




