〈出張報告〉防災と自然再興は密接に結びついている

会場内には、企業、大学、研究機関、自治体、NPOなど多分野のブースがずらり。どこも担当者が熱心に説明していました。大手企業は東京本社からスタッフが来ていて、力の入れようが伝わってきます。

サントリーやイオングループのエコ活動はむかしから知られていますが、今では住宅メーカーから金融機関まで「ネイチャー・ポジティブ」が合言葉。私は時間の限り歩き回って、担当者の話を聞き、パンフ類を集めました。

NATURE TECH!の説明文には「防災と自然再興は密接に結びついている」とあり、生態系の回復が災害リスク低減につながること、データ活用が防災・減災・復興に不可欠であることが、展示会とフォーラムの共通基盤になっていました。

気候変動や生物多様性の喪失といった地球規模の課題に対し、衛星センシング、AI、IoT、ブロックチェーン、再生可能エネルギーなどの先端技術を活用する「ネイチャーテック」。NATURE TECH!は、産官学民の実践者が集まり、「自然の損失を止め、再生へ向かうための技術活用とレジリエンス」をテーマに、最新事例の共有と協業の創出を図る場です。

国際会議「グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット」でも自然資本の再生を軸に議論が進んでいます。復興10年の熊本で開かれた3つの催しが一体となって“自然と防災の未来”を描いていたように思いました。

なお、このフォーラム(シリーズ)の対象は自治体職員や省庁、企業の防災・環境担当など実務者で、予算化されない自治体の職員には主催者が交通費を負担してくれます。
おそらく「対象外」と察しながらエントリーした私ですが、会場参加がかなったおかげで被災自治体の復興と防災変革の取り組みをじかに聞け、会場全体の熱気を体感することができました。学びの多い2日間でした。

北海道大学のブースにて「熊」をかぶってみた。重っ!

大西一史市長と

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