「なんか変だぞ」 今の政治・メディア

毎日新聞オンラインイベント「『なんか変だぞ』武田砂鉄さんと語る 今の政治・メディア」に参加しました。

政治家の発言やメディア報道に対して、多くの人がうっすら抱えている違和感をもとに、政治と社会の今を考える対談形式の企画です。
登壇者は、政治や社会の言葉の使われ方を鋭く読み解くライターの武田砂鉄さんと、戦後補償や戦争体験者の取材を続けてきた毎日新聞の栗原俊雄記者。歴史と現代を往復しながら、今の政治の「言葉の軽さ」や、SNS時代の情報環境が社会に与える影響について語り合いました。

武田さんは、政治家の発言に見られる歴史認識の甘さや教養の不足が、政策判断だけでなく社会の空気そのものを変えてしまうと指摘。栗原記者は、戦争体験者の取材を通じて「歴史を知らない政治は危うい」と述べ、過去の文脈を踏まえない言葉が分断を深める危険性に言及しました。

SNSで断片的な情報が拡散され、複雑な問題が単純化されていく現状についても議論がありました。

本当にそのとおり。私はひと言ひと言に深くうなずきながら聴き入りました。
わが兵庫県では、知事の言動をめぐって情報の混乱が広がり、職員や県議が命を落とす事態に発展。知事選後の今も県民は分断されたままです。

今回の対談は国政の話が中心でしたが、語られていた構造的な問題は地方にもそのまま当てはまります。「言葉の軽さ」や「断片化された情報の危うさ」は、まさに私たちが直面した問題そのもの。あの一件以来、既存メディアそのものを否定する風潮は根強く、この種の考察が直ちに人々の判断を支えるわけではないもどかしさもあります。

それでも、自治体議員として住民に情報を届ける立場にある以上、言葉の選び方や情報の扱い方を丁寧に積み重ねるしかない。私には、冷静な分析がありがたく、あらためて自身の姿勢を整える時間にもなりました。  ※8月6日活動報告

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