
大阪・梅田の商店街の中にある「露 天神社」(つゆのてんじんじゃ)。
曽根崎心中ゆかりの地として「お初天神」の名で親しまれ、良縁祈願に訪れる女性やカップルでにぎわっていますが、もうひとつの顔があります。
それは、「猫にやさしい神社」――商店街と共存する“地域猫”の聖地です。
2010年代半ば、全国でTNR(捕獲・不妊去勢・元の場所へ戻す)がようやく広がり始めた頃。
まだ自治体の制度も整わず、ボランティア任せになりがちな時期でした。
そんな中で、お初天神通り商店街と町会、露天神社が連携し、公益財団法人どうぶつ基金とともに大規模TNRに踏み切ったのは、都市部としてはかなり早い決断だったといえます。
飲食店が密集する曽根崎二丁目では、繁殖による頭数増加、糞尿の臭い、深夜の鳴き声、給餌トラブルなど、日常の困りごとが積み重なっていたといいます。
「行政に任せるだけでは変わらない。地域で動こう」
そんな決意が2016年6月の出張手術につながありました。
神社の境内に手術車を搬入し、獣医師チームが一日で30頭以上を手術。耳先を桜の花びらのようにカットした“さくらねこ”として地域に戻し、これ以上増えない仕組みをつくったのです。
これは単なる猫対策ではなく、商店街と市民が主体となって課題を解決した先行モデルでもありました。

朗読ライブの帰り道。ふらり立ち寄ってみると、
あいにくの雨で、猫たちはどこかに隠れて姿を見せませんでした。
猫のお守りがあったら買うのに、残念。
あらためて商店街に掲げられた35ⅿの巨大なさくらねこPR看板と提灯を眺めました。
「一代限りの命を大切に」の合言葉、広まってきましたね。
#地域猫 #TNR
#動物愛護
#いきものとの共生



























