春の橋を歩こうかい

武庫川の両岸をつなぐ宝塚大橋と宝来橋。歩道を橋上公園としてそれぞれ1979年、1994年に整備された、本市自慢の「ガーデンブリッジ」です。

宝塚大橋は耐震補強工事後の2021年、19団体の強い要望によって県の歩道空間整備計画が見直され、昨年3月末にリニューアル工事を終えました。言い出しっぺの私はこの一年間、植物は育っているか、見栄えはどうか、ベンチはどう使われている等々見守ってきました。

フランス人彫刻家、マルタ・パンが設計したS字型の宝来橋は、老朽化が目立っています。歩道のタイルが浮き、アスファルトでの補修が“のり弁”状。植栽の一部は干からび見るも無残で、雑草だけが元気です。

夜はライトアップされて川面に映え、水も流れた、あのスタイリッシュな面影を知る住民もすでに少なく…。

橋は、両岸どの自治会からも「うち」と認識されず、一斉清掃の対象外。植栽は委託業者が潅水するだけでは美しく蘇りそうもありません。

何とかせなアカン! まず歩いてみようと有志が大橋のたもとに集合。都市計画課と市街地整備課の職員も来てくれて、観光プロムナードと呼ばれた1.8㎞コースを点検しながら歩いてきました。⇒続く

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新市長の訓示を聞いて

4月19日に宝塚市長に就任した森臨太郎市長が初登庁し、訓示式が行われました。

「一人ひとりにやさしい、ささえあいのまち」を掲げる森市長。まず、市政の柱として挙げたのは、選挙戦でも訴えてきた「多様性の尊重」と「市民の参画」です。

具体的な方針として、「データに基づく政策」と「支え合いの精神」が示されました。 一世代前の「弱者救済」ではなく、すべての世代が支え合う社会を目ざすというお考え。

最後に、「役職は、与えられた役割。人間の上下を示すものではない。職員同士が敬意を払って…」。「市長の役割は方針を示すことと、判断すること」と明言しました。

一般的な組織論ではありますが、宝塚市では違いました。職員、とくに管理職には特別な意味を込めたメッセージとして受け止められたでしょう。

多様性の尊重や市民の参画は、これまでの市長も口にしてきましたが、「市民が主体的に市政に参加できる仕組みを構築する」というからには、単なる“お題目”ではなく、現行の不備をカバーする新しい仕組みがすでに考えられている?

明確なビジョンを示せるリーダーを、初めて迎えることができた。ウィングも広そう。というのが、議員寺本の感想です。前市長の退任式には居なかった真政会も今日は臨席。大川チームの目に新市長はどう映ったでしょうか。

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会派構成☆ハラスメント防止に向けて

18日に開かれた会派代表者会に出席しました。

協議事項1は、会派異動について。市長選がらみでいくつも動きがあって、新会派もできています。15日現在の会派構成は表(寺本作成)のとおり。

これに伴う会派順位や控室、議席の変更についての確認です。

事項2は、市議からのハラスメント行為等に関するアンケートについて。1月に行ったアンケート調査の結果を踏まえてどう取り組むか、前回に引き続いて協議しました。

わが市民ネットは、①条例化 ②宣言・決議 ③相談窓口の設置 ④ガイドライン作成 ⑤定期的な研修を提案しています。あまり積極的でない意見や「宣言って?」という声もありましたが(会派代表の3人が新顔!)、③と⑤は不可欠、これを担保し継承していくために①で明文化しておくことが必要です。②の宣言はできれば市も一緒に、決議は議会がぜひしたい。

ハラスメント防止条例をもつ自治体は112と、当初よりぐんと増えたこともわかり、宝塚市議会でも取り組もうとの合意に至りました。

その他、議員の旅費、宝塚市議会傍聴規則の改正ほか。

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JR脱線事故から20年 しなやかな回復

「Resilience~しなやかな回復~鈴木順子と仲間たち」

JR福知山線脱線事故で重傷を負い、右半身麻痺や高次脳機能障害を抱える鈴木順子さんが、リハビリを兼ねて取り組んできた陶芸の作品展です。

色鮮やかなカクレクマノミの大皿を抱えた笑顔のまぶしい女性。市内の工房から届いた案内ハガキをひと目見て、私はこの人(と大皿)に会いに行こうと決めていました。

ハート形の壁掛け時計、個性的な器や置物などがサブギャラリーいっぱいに展示。困難を乗り越えてきた強さとやさしさ、そして、順子さんを支えてこられた陶芸仲間の皆さんの思いが会場全体から伝わってきます。

宝塚市民を含む乗客106名と運転士が亡くなった大惨事。尼崎市内の事故現場には近隣自治体からもたくさんの救急隊が駆けつけましたが、なんと、「救助隊長だった宝塚消防署のかたが来てくださって…」と、再会の喜びを隠しきれない順子さんとお母さま。

陶芸との出合いが良元小ともうかがいました。

不幸にして事故や事件に巻き込まれて人生の変更を余儀なくされた人たちが、健康と平穏を取り戻し、復帰しやすい社会へ。生き延びた順子さんの幸せはみんなの希望です。

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山﨑晴恵市長ご退任

職員や議員、市民の待つ退任式会場に現れた山﨑市長は、白のスーツ姿で、トレードマークのロングヘアが肩までばっさり。晴れ晴れとした笑顔でした。

コロナ禍でスタートした山﨑市政。ワクチン獲得、子どもまんなか宣言、石積み、イベントの表彰式、市制70周年、企業との包括連携協定等々、1期4年を振り返る映像を観ながらもう懐かしい気がしています。

個人的には、市長の就任直後に申し入れた宝塚大橋の歩道整備問題や、ボーガン殺傷事件の被害者との面談、スペシャルオリンピックス(知的障害者の競技活動)のコーチへの激励など、心の込もった対応をしていただいたことに感謝しています。芸術文化を大切にされるのもうれしかった。

議員として諫めなければならない場面もありました。1期で退かれる、財政難の市へ多額のご寄付をいただいたタイミングでのご決断。あっぱれです。

お疲れさまでした。弁護士としてますます活躍されますよう!

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森りんたろう氏当選

午後8時。投票箱が閉まると同時に飛び込んできた「森りんたろうさん当確!」の知らせ――まさかのゼロ打ちです。神戸新聞、ほんまかいな。

●宝塚市長選挙

森りんたろう  (54)無・新 33,459

大川裕之    (50)無・新 27,505

小西彦治    (53)無・新  7,512

         *23時30分確定。投票率36.97% (-5.67%)

●宝塚市議会議員補欠選挙

もりがのぶよ  (48)維・新 30,998

梅脇しげよし  (62)無・新 20,734

堤 真士    (62)無・新 12,590

         *0時10分確定。投票率36.95%

考えに考え抜いて、私が態度表明をしたのは選挙戦の直前です。今夜はとにかく朝の駅に候補者と立ち続け、全力で選挙を支えてきた北野議員を労いたい。その一心で、初めて事務所を訪ねました。

ここに至るまでの葛藤については、また後日。

森臨太郎さん、ご当選おめでとうございます。

森賀宣代さん、おめでとうございます。

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市長選スタート ☆公認・推薦・無所属の意味

宝塚市長選が告示され、元市議の大川裕之氏(50)=自民・維新推薦、元県議の小西彦治氏(53)、小児科医の森臨太郎氏(54)の3人がいずれも無所属で立候補しました。

市議会議員補欠選挙には、森賀宣代氏(48)=維新公認、堤真士氏(62)、梅脇成公氏(62)が立候補。欠員の1席を3人で争います。

さて、選挙における「公認」「推薦」「無所属」とは――。

「公認」は、政党が正式に候補者として認める意味。公認候補者は、政党の名前を使用し、選挙活動で政党の支援を受ける権利をもちます。政党の資金や選挙運動のサポートも受けられます。

「推薦」は、政党が候補者を支持する立場を表明すること。一定の支持基盤を得るメリットがあります。

これらのお墨付きをもらう以上、当選後は政党の方針に従うのがお約束ですから、安直に「政党より人柄よね」では済みません。市議選でも後の会派構成→会派拘束につながり、議会の判断に大きな影響を及ぼします。

「無所属」は、寺本さなえのような完全無所属とは限らず、政党から公認や推薦を受けずに立候補したという意味。できるだけ幅広い支持を受けるために、政党に所属しても敢えて「無所属」で立候補することが、とくに首長選では多いのです。

ちなみに大川氏は自民党員。維新が市長候補の擁立を断念して、大川氏からの推薦依頼に応じると聞いていましたが、市議補選に独自候補を立てる話は直前まで知りませんでした。投開票は13日(日)です。

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4.月20日は議会報告会へ

議会報告会のお知らせです。

4月20日(日)10時~正午、西公民館のセミナー室で。

3月議会の審査概要について報告します。主な内容は、多額の寄付の使い道、令和7年度病院事業会計予算、同上水道・下水道事業予算、選択的夫婦別姓制度の請願など。

今回はオンライン開催・配信を行いません。館内のWi-Fiが不安定なためで、西公民館での開催はコロナ禍でオンライン開催を始めて以来です。会場でお待ちしております。

定員60名(先着順)。要約筆記、一時保育あり(申込は4月7日まで)。

問い合わせは、0797-77-2168 議会事務局へ。

*お昼時の逆瀬川駅前でビラ配り。タイパがよくない、やめようとの声もありますが(サボる議員がいたとは!)、足を止めて質問や意見をされる方もいて、あらためて議員集団が駅に立つ意味はいろいろあるなと実感します。

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井上副市長ご退任

17時15分から、井上輝俊副市長の退任式が行われました。

1970年に入庁して、駅前再開発などのビッグプロジェクトや阪神・淡路大震災の復興に関わってこられました。退職後も教育長、副市長と重職を歴任され、宝塚市歴はなんと55年! 7人の市長に仕えたというから驚きです。

スライド上映の冒頭で披露されたサプライズ動画が大ウケ。行く先々で慕われたお人柄もあらためて伝わってきます。

山﨑市長や職員OG、前スポーツ協会々長から花束が贈られ、みんなでお見送りしました。井上さんお疲れさまでした。

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雲雀丘安田邸プロジェクト

雲雀丘安田邸プロジェクト
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今年もお花見会

宝小コミュニティ恒例のお花見会に駆けつけました。

三味線演奏あり、フラダンスあり、中学校の演奏やクイズありと地域の発表会さながらの恒例行事です・

今年はプロによるマジックも披露されて、子どもたちは大喜びでした。

風の冷たい週末。数日前に幼稚園の前を通りかかったときは、桜は1輪も咲いていなかったのに、今日はまずまず。一気に開花しそうですね。

企画から当日の準備、片付けまで役員の皆さまお疲れさまです。いつもお手伝いできなくて申し訳ないのですが、次の用に向かいます。

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湯のまち宝塚 タンサンフェス

「湯のまち宝塚タンサンフェス」(主催:同実行委員会、後援:宝塚市ほか) を開催中の末広中央公園をのぞいてきました。宝塚市制70周年記念事業で、10月26日に続く第2回。

ウィルキンソンタンサンの発祥地は海外と思われがちですが、実は宝塚。それをもっと発信しようと何人もの議員が提案してきました。私は、宝塚温泉800年の歴史とタンサン物語を継承する資料館の整備を訴えており、先月、郷土史研究会の議員有志で関連スポットめぐりをしてきたところです。

会場にはキッチンカーや物販のブースがずらり。家族連れでにぎわっていました。宝塚温泉PRコーナーもチェックして・・・。

目玉企画の「ギネス世界記録™町おこしニッポンに挑戦! お花見タンサンパーティー」は、別用と重なって見物かなわず。664人でみごと記録を大幅更新したそうです。 

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対話型座談会  宝塚市長選2025 その3

ピピアめふの一室で開催された対話型座談会「ハーモニータカラヅカ ~宝塚市の未来を語ろう~」は、宝塚浪漫委員会という団体が企画。アドボカシー推進協会宝塚支部の共催で、市民が自由に気軽に政治や地域の未来について語り合える場を提供しようという取組みとうかがいました。

それはそれで興味深いのですが、まずは市長選です。

この日は、ゲストスピーカーの「志をもつ方」を囲んで、順に思いを聴くというもので、お題は、①宝塚市の魅力について ②宝塚市の未来に必要な取組み ③市民との対話をどのように進めていくか。

公園活動から(着替えて)駆けつけ参加で前半は聞けていませんが、話の内容は先日の公開討論会とほぼ同じ印象でした。対話の手法までは語られず。私が見極めたいのは、“大川市長”は大川議員からどう変わり、どの事業を止めて何を進めたいのかと、森臨太郎さんという人物と政策全般です。

ふと、このスタイルだとゲストがより身近に感じられ、逆をいえば、主催者の意図がどうあれ、候補者側は表情からしぐさまで見られてしまうことに気がづきました。リラックスした雰囲気の演出が、やばいぞ。

時間的にもこの時期の出演は大変でしょう。がんばって! と心からエールを送りました。

栄町3丁目ゆめ公園→座談会→ウィルキンソンイベント→お花見会→安田邸プロジェクトと東奔西走。重なり合って、あちこち謝りまくりの週末です。

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公開討論会  宝塚市長選2025 その3

宝塚市長選挙予定候補者による公開討論会が、18時半からアピアホールで開かれました。宝塚青年会議所の主催で、エフエム宝塚が共催。参加したのは元県議の小西彦治氏、小児科医の森臨太郎氏、市議の大川裕之氏の3人で、お題の「行財政改革」「少子高齢化対策」などについて語り、クロストークを通じて各自が重点施策をアピールするという内容でした。

小西氏は伊丹市議と県議を行ったり来たりして落選後、全国の市町村長選に出続けている、やたら議員経歴のにぎやかな人。今回が20回目と聞いてどよめきが起こりました。「市長報酬月額5円」の公約に呆れて、ほかの発言が頭に入って来ず。

大川氏は3期14年間がっつり見てきて長所も短所も知っています。

まったく存じあげないのが森氏で、前市長の中川智子氏が連れてきたと聞いて「またか」とスルーしてきました。それが、今夜の話でがらりと見方が変わったのです。

ふたりのどちらが市長になっても大丈夫。そう思えたのが今日の収穫でした。

26日~30日に計8回放送されるので、ぜひ聴いてみてください。

https://835.jp/

※神戸新聞3月26日付に掲載

https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202503/0018793991.shtml

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人事異動の「なんやそれ」

4月1日付市職員の人事異動内示を見て、びっくり! 課長級以上の73人を含む総勢356人の異動です。トップが退陣するのに? と思いましたが、役職定年の部長級4人と退職者の穴を埋めていくとこうなったと聞いて納得。組織改正は行われず、新市長に委ねられます。

幹部の男女比は、状況から新市長が男性として、副市長・教育長・病院事業管理者・上下水道事業管理者・3行政委員会の長ら特別職が全員男性、部長級も14人中女性は1人だけ。議場の理事者席がほぼ「黒」になる眺めが頭に浮かんできました。この状況をどう思うか、市長選へ立候補を表明されたお三方に聞いてみたい。

男女共同参画推進やDV対策を担うラインから女性管理職がいなくなるのも、保育分野の管理職に保育現場から登用する道を絶ってしまうのも気になります。

評価できる点は、中枢の企画経営部に女性次長が登用されたこと。自治体の女性管理職の配置が市民サービスや福祉、子ども・教育の3部門に偏りがちと問題視される中、女性市長が続いた本市ではそこはクリアしています。

目を疑ったのが防災部門です。総合防災課の課長が不在(消防から出向中の次長が兼務)って、なんやそれ。震災30周年が終わったから?

南海トラフ地震に備えて、減災に向けた「対策」を強化すべき時にここを手薄にするとは、危機管理上、いや市の危機管理意識そのものが心配です。

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広報広聴委員会

〇議会報かけはし第267号(5月1日付)の特集記事と割付について

〇議会報告会について

次号で私が担当しているのは、1月に行ったハラスメント調査の報告ページで、「簡単な」報告が意外と難しくて。

議会報告会のチラシを議員がCanvaでデザインするようになって3回目。今回はみとみ議員作です。

議会の公務はしばらくお休みですが、来客や調べもの・片付けもので控室にいる日が多いです。市役所にお越しの折はお立ち寄りくださいね。

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選択的夫婦別姓制度の法制化に向けて(要約)

定例会最終日に、選択的夫婦別姓制度の法制化を求めて請願第12号への賛成討論を行いました。

この制度の導入については1996年の法制審議会答申以来、30年以上議論が停滞しています。しかし、ライフスタイルや価値観の変化とともに、制度導入を求める声がかつてないほど高まっています。

国際的な視点では、国連の女性差別撤廃委員会が日本政府に4度目の勧告を行い、夫婦同姓を強制する国は日本のみである点が指摘されています。姓の変更は主に女性に負担を強いるため、ジェンダー平等を目指す上で国際基準に沿った法整備が求められます。

また、法曹界・経済界からも制度導入の要請が強まっています。経団連は2024年に政府へ提言を行い、旧姓の通称使用では解決できない問題を指摘しました。国際機関や企業で働く女性が、パスポート・ビザの名前不一致による不利益を被ることがあり、企業の経済損失にもつながります。

さらに、子どもへの影響や家族の一体感を懸念する声もありますが、事実婚や国際結婚、離婚・再婚家庭など姓が異なる家族はもう珍しくありません。家族の絆は姓ではなく日々の関わりによって築かれます。歴史的に、日本では夫婦別姓が一般的でした。

選択的夫婦別姓制度の導入は、家族の絆を損なうものではなく、社会の多様性を尊重し、個人の選択を広げるための重要な一歩です。憲法第24条の精神に則り、姓を変える自由・変えない自由が保障される社会の実現が求められています。最高裁も国会での解決を要請しており、議論の促進は待ったなし。引き続き、この制度の早期法制化に向けた議論を進めるべきです。

ChatGPT、すごっ! 前出のオリジナルを瞬時に600字にしてくれましたよ。

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選択的夫婦別姓制度の法制化に向けて賛成討論

定例会最終日。請願第12号「選択的夫婦別姓制度の法制化に向けた議論の促進を求める意見書の提出についての請願」への賛成討論を行いました。

1996年に、法務大臣の諮問機関である法制審議会が、選択的夫婦別姓制度の導入を含む民法改正案を答申しました。当時は国民の間に様々な意見があったことから改正案の提出には至らず、議論がその後30年も平行線のまま進められずに来たことはご承知のとおりです。しかし今般、ライフスタイルや価値観の多様化とともに世論も変化し、選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める声がこれまでにない高まりをみせています。

その背景について、まず国際的な視点です。

国連の女性差別撤廃委員会は昨年10月29日、日本政府に対して選択的夫婦別姓制度を導入するよう、4度目の勧告を行いました。夫婦同姓を強制している国は日本だけ。「どちらか一方の姓」といっても、妻が夫の姓に変えるケースが96%、改姓に伴う負担やリスクが女性に偏り、社会での活躍に性差が生じるようでは真の男女平等社会とは言えません。わが国はジェンダー平等をめざし、国際基準に沿った法整備を行う必要があります。

2つめは、法曹界や経済界からの要請です。

日本経済団体連合会は2024年1月に選択的夫婦別姓制度の導入を政府に提言しました。国際機関や在外企業で働く、また海外に出張する女性たちが、旧姓の通称使用では解決できない深刻な問題に直面していることがわかってきたからです。

具体的にはパスポートやビザの戸籍名と通称が異なるため、不正が疑われたり、税手続きや銀行口座の開設等ができなかったり、同一性が認められにくく、研究者などのキャリアが分断されてしまったり。これは女性が活動する上で大きな足かせとなるだけでなく、企業にとってもビジネス上のリスクであり、経済損失となります。経団連の公式サイトには、選択的夫婦別姓制度の導入に向けた民法改正の早期実現が時代の要請であると明記されています。

3つめは、子どもへの影響や家族の一体感を損なうとの懸念に対して。

先の委員会でも「親子の姓が異なると子どもがかわいそうでは」との問いかけがありましたが、現在でも事実婚、国際結婚、離婚、再婚家庭など親子の姓が異なる家族はふつうに存在しており、「かわいそう」と決めつけるのは不適切です。すでに家族のカタチは多様なのです。家族の愛情や絆は姓が一致しているかどうかではなく、日々の関わりや支え合いによって築かれるものと家族社会学者は口を揃え、同姓・別姓と離婚率等の関係を示す根拠も見つかっていません。

「伝統的家族観」といわれますが、「光る君へ」の時代も、源頼朝・平政子の時代も、その後も、日本はずっと夫婦別姓だったのです。

最後に、選択的夫婦別姓制度の導入は、家族の絆に悪影響を与えるどころか、社会全体の多様性を尊重し、経済的な自由やキャリア形成を促進する重要なステップであると結論できます。

私たちは、うちはこうだ、自分は困っていないというレベルの話ではなく、いま壁にぶつかっている女性たちや次の世代のことを思い、人生の選択肢を増やしておくための一歩を踏み出さなければなりません。

夫婦が同等の権利を有するという憲法第24条に照らして、姓を変えることも変えないことも自由に選べる社会となることが求められています。選択的夫婦別姓訴訟においても、最高裁判所は国会での解決を要請しています。社会の流れの中で早期法制化に向けた議論の促進は、もう待ったなし。議論を止めてはなりません。

以上、選択的夫婦別姓制度の早期法制化に向け、議論の促進を求める請願に賛成いたします。

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国際女性デー ★MUKOJOフォーラム

武庫川女子大学公江記念館で開催された「第5回国際女性デーMUKOJOフォーラム」へ。副学長で文学部長の郡千寿子さんによる講演「日本語の歴史からみた女性活躍」を拝聴しました。

日本語の文字体系を通して男女共同参画時代との関連性を考える内容です。男性が使用していた漢字を女性用にくずしたのが平仮名。よく知られた話ですが、「にぎりめし」と「(お)むすび」や「うまい」と「(お)いしい」は初耳! 女性たちが柔軟な発想で上品な言葉を次々に生み出し、広めていった歴史を伺ううちに、宮中の女官たちのいきいきとした営みが目に浮かんできました。

講演に先立ってご自身の半生を語られた郡さん。ワンオペ育児をしながらキャリアを積もうとすれば、つねに優先順位を意識し調整しながら「徐行」もやむなし、目の前のチャンスを諦める選択を余儀なくされたこともあったでしょう。同じように研究を続けてきた友人をもち、自分も綱渡りのような日々を過ごした者には共感と称賛しかありません。

郡さん(写真中)は昨年、食物栄養科学部長の髙橋享子さん(同右)とともに女性初の副学長に就任。私は女性活躍総合研究所々長を務める高橋さんに、宝塚市議会70周年記念シンポジウム「ガラスの天井その先へ」のパネリストをお願いしたくて、一年前の今日この催しに参加したのですが、4月から学長ですって! 開学以来初の。

おふたりのご活躍とMUKOJOのこれからに期待しています。

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メニエール病とたたかう議員の会

3月3日「耳の日」に、「メニエール病とたたかう議員の会」を立ち上げました。メンバーは、あびこ浩子・茨木市議(6期目)、川口よしえ・長岡京市議(1期目)と寺本さなえ・宝塚市議(6期目)の3人。

メニエール病は、激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患で、「やや珍しい病気」のひとつ。私の知り合いには何人もいて、病気への理解が十分とはいえず、職場で不当な扱いを受けたり、「戦力外」と見做されるのを恐れて伏せていたり・・・と、話した相手の議員がたまたま当事者だったのです。

多忙とストレスと睡眠不足が引き金ですから、ひょっとして、あるある?

議員活動や議会ムラの特殊事情が分かり合える者同士の情報交換は支えになります。また、私たちが発信していくことで社会の理解が進み、学校や職場でつらい思いをしている人々の少しでも救いになればと思い至りました。

年度始めの3月議会は、代表質問や予算審査や行事が続いて負荷のピークを迎えます。おまけに季節の変わり目で気圧が乱高下。耳の病をもつ者には“鬼門”の3月ですが、そろり、ゆるりと始めてまいります。

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