一般質問☆通告しました

 一般質問の通告を行いました。今回は以下4項目について。

【質問事項1】子どもたちをたばこの煙から守るために

  (1)「宝塚市ぽい捨て及び路上喫煙の防止に関する条例」に基づく取り組みの成果は

  (2)宝塚駅以外の主要駅周辺におけるぽい捨て・路上喫煙等の現状と課題は

  (3)通学路の受動喫煙防止を訴える子どもの声にどう応えるか

【質問事項2】多文化共生のまちづくりについて

  (1)外国人住民の実態調査について

  (2)日本語学習支援のニーズにどう応えるか

  (3)災害発生時の支援は十分か

【質問事項3】私立幼稚園就園奨励費補助金制度について

  (1)保護者に寄り添う支給時期・方法の検討を

【質問事項4】旧安田邸の保存・利活用について

   (1)市所有の文化的資産(景観重要建造物、都市景観形成建築物)を守り、生かす方策を

 寺本さなえの一般質問は10月1日(月)9:30から。60分。ご都合のつく方はぜひ傍聴にお越しください。

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公民館の指定管理者☆教育環境整備の請願 ~続・文教生活常任委員会~

 公民館3館を運営する指定管理者として選ばれたのは「アクティオ株式会社」、期間は来年4月1日から5年間です。

 中川市長から公民館のあり方について諮問された社会教育委員の会が「当然に」直営を前提とした答申を出したところ、今度は「指定管理者による運営の可能性について」諮問され、会はその条件として相当高いハードルを突きつけていました。

http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/012/015/toushinnsho_kou
minnkann.pdf


 社会教育の拠点施設としての公民館は本来、市が直営で運営すべきです。しかしながら、社会教育の重要性をあまり理解しない長の下ですでに体制そのものが弱体化してしまっていることから、昨年の9月議会に提出された公民館を指定管理とする議案に、私は「消極的に」賛成しました。今となっては「高いハードル」をクリアした会社に管理運営を委ねながら、主催事業を通して本市が培ってきたものを守っていくしかありません。議案は共産党を除く賛成多数で可決。

 スポーツセンターと末広体育館の指定管理者に(公財)宝塚市スポーツ振興公社(なぜこれが非公募なのか⁉)、高司グラウンドと売布北グラウンドの指定管理者に宝塚ウエルネスライフグループを指定する議案は全員一致で可決しました。

 教育環境整備の充実を求める請願の審査では、委員から「学校図書館のさらなる充実を求めているが、財政が厳しい中でどうなのか」と尋ねられて、学校図書館は専任の司書が配置されるようになって見違えるほど児童生徒の利用が増えたこと、教育効果が大きいこと、本来はいつでも利用できるのが望ましく、それを願った項目であると答え、理解を求めました。

 教職関係・市民・障害者団体から、現場の声に基づいて毎年提出されている請願です。当局に課題を認識してもらい、国が補助金をつけるとなったら手を挙げてもらうため・・・と、(北野議員に代わって)代表紹介議員を務める私が、毎度説明しているのですが。全会一致で採択されました。

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 病院事業会計決算を認定 ~文教生活常任委員会~

 病院事業会計決算認定、健康センターの検診料値上げ、公民館の指定管理者など議案6件と、私が紹介議員を務める「教育環境整備の充実を求める請願」の審査が行われました。

 宝塚市立病院の2017年度決算は、収入総額115億1489万円余、支出総額116億9662万円余、差し引き1億8173万円の赤字で、主な原因は医師11人の退職で受入患者数が減ったこと。答弁では、医師を派遣してもらう大学との連携の強化と働きやすい環境づくりに言及されたほか、好転要素として、がんセンターの好調なスタートと腫瘍内科の充実ぶりをアピールされました。

 宝塚市健康センター条例の一部改正は、総合検診コースについて市内在住・在勤者の検診料2万7000円、それ以外3万6000万円をそれぞれ3000円引き上げるほか、がん検診について子宮頸・前立腺を300円引き上げ、乳がん検診を40~50歳未満のみ500円引き下げる内容。

 病院事業会計決算は全員一致で認定、健康センター条例の一部改正も全員一致で可決しました。     ⇒続く

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市立幼稚園エアコン設置へ  ~総務常任委員会~

 一般会計補正予算に計上されたのは、都市計画道路競馬場高丸線整備事業3億円、道路・河川・公園・公共施設等の災害復旧費8千万円余、幼稚園の空調設置費6千万円余ほか。医療や福祉関係の給付額確定による清算や入札差金などを差し引きして、計8億9,010万円の増額補正です。

 幼稚園のエアコンについては、当初予算で4園分の設置費が盛り込まれていたのに国の補助がつかず、見送られるところでした。が、さすがに財政担当も「災害級の危険な暑さ」に決断を迫られたのでしょう、全11園分の予算が付きました。今から取りかかれば来年の夏に間に合います!

 傍聴して驚いたのが、市営住宅の指定管理料が徴収率と連動して決まっていたこと。2014年度に2,000万円、15年度360万円、16年度170万円、17年度365万円で総額3,000万円も減額になっていたことを共産党の委員が指摘しました。そんな契約ってありなのか・・・。

 「老朽危険家屋除去後の土地に対する固定資産税の減免に関する条例」は公明党の議員提案。人の住まない老朽家屋でも解体・除去すると住宅用地特例が適用されなくなって固定資産税が上がることから、5年間に限ってこれを減免することで放置されがちな空き家を解消しようとするものです。

 地域の安心安全に資するとともに、不動産の流通を促す効果も期待できることから、同様の制度をもつ自治体がいくつかあり、8月に産業建設常任委員会で岐阜県高崎市の取り組みを学んできたところでした。

 今回は、運用に向けた行政側の体制づくりもなされておらず、検討すべき課題も残ることから継続審査となりました。

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教育委員の任命同意をめぐって(続き)

 私たちが教育委員の人事に慎重になるのは、おもに2つの理由からです。ひとつは、教育委員会の政治的中立=独立性の要請から長の言いなりにならない構成が望ましいという原則論。歴史教科書論争の中心人物を教育委員に迎えた県市の「教訓」は記憶に新しく、また、市長直々に声をかけられた委員が市長の思いに沿った発言をして専門家を困らせてしまう“ゆるい”弊害事例なら珍しくもありません。

 もうひとつは、ここ何代かの委員へのクレームを度々耳にしてきた上、任期途中での辞職が続く中川市政の実情から。

 総務常任委員会で、候補者の体調にまで踏み込んだ質疑が行われたのはそのためです。貂々さんが宝塚大使を務めておられることや、市長選のパンフを手がけられたことにも質疑が及びました。賢明な長は誰もが実績を認める人以外、自らの友人や関係者を公職に就けないものですが、うちでは善意の?「お友だち席」が置かれかねないからです。

 そんな私たちの思いをよそに、尋ねられてもいない元委員の辞職について聞かされていたのと違う理由を口にしたり、望月氏の会社の経営状況を茶化したりの“笑えない”市長答弁あり。任命責任なんてどこ吹く風・・・。

 

 採決の結果、議案第101号は賛成5(梶川、石倉、大川、となき、冨川)、反対1(三宅)、棄権1(細川)で可決。再開した本会議でも賛成多数で可決しました。反対は公明党4、伊福、寺本。安全で誇れる宝塚3は棄権。※敬称略

 私は、ひと月足らずの空席を急いで埋める必要を認めないこと、必要とする説明に明らかな誤魔化しがあったこと、そして中川市長の人事への姿勢そのものに×したのであって、望月氏ご本人については1ミリも否定するつもりはありません。

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教育委員の任命同意をめぐって

 後任の教育委員として市長が任命しようとする望月昭氏は、漫画家・細川貂々(てんてん)さんのパートナーです。任期1カ月足らず。前委員の問題を引きずったまま。なぜこの人なのか。総務常任委員会では、選任のあり方をめぐって質疑が行われました。

 細川貂々といえば、「ツレがうつになりまして。」。IT企業で勤務中にうつ病を発症した夫との闘病生活を描いたコミックエッセーはベストセラーになりました。それが故に、委員会では「ツレ」の方の健康状態にふれる質疑が相次ぎ、傍聴の私はハラハラ・・・。

 そもそも、中川市長が氏を推す理由として「帰国子女でいじめを受け、仕事でうつ病になり、苦しい思いをされた経験から…」などとアピールされるから、議員としては“懸念”を払拭しておかねばならなくなる。いじめや心の問題は重要な教育課題ですが、教育委員にふさわしいと繰り返される理由が尾木ママのような専門性ではなく、ご自身の「しんどい経験」で、「今後しんどくなればフォローする、相談してもらう」と言われると、ちょっと首をかしげたくなります。

 教育委員会は教育長と4人の委員による合議制の行政機関。自治体の教育のあり方を決めていく重要なところで、守備範囲は学校教育のほか、社会教育、スポーツ、文化・芸術等まで広きにわたります。

 委員は非常勤の特別職で、報酬は月額16万5700円。本市では現在、教育長が元小学校長、委員はジャーナリスト、医師、弁護士、そして元々は「保護者枠」で選ばれた生花店のオーナーが務めていました。(続く)

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9月議会始まる ★公民館の指定管理者、空き家解消、カラス条例ほか

 9月議会初日に本会議が開かれ、中川市長から議案25件、中野議員(公明党)から議案2件について提案理由の説明が行われました。教育環境整備を求める請願は私が趣旨説明を行い、それぞれ常任委員会へ付託しました。

 主な議案は、市立幼稚園の空調整備事業や都市計画道路競馬場高丸線事業を含む一般会計補正予算8億9010万円、病院事業会計と水道・下水道事業会計決算、初めて指定管理者による運営が行われる公民館の指定管理者、市営住宅や公益施設、スポーツセンターなどの指定管理者など。

 議員提出議案はひさしぶりです。老朽危険家屋除去後の土地に対する固定資産税の減免に関する条例は、社会問題となっている空き家の減少に大いに期待できそう。また、カラスによる被害の防止に関する条例(餌やり禁止)にも注目です。

 障害児への“差別”発言で辞職した教育委員の後任人事については、早期の確定を求められていますが(人事では慣例の)本会議での即決を避け、総務常任委員会を開いて審査することに。これが、思いのほか紛糾しました。

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9月議会に向けて ★どうする6次総計

 週明けからの第3回宝塚市議会(9月議会)に向けて開かれた議会運営委員会と会派代表者会に出席しました。

 会期は9月3日(月)~10月9日(火)の37日間。市長提出議案は一般会計・特別会計の補正予算5件のほか、条例の制定・改正5件、公営企業会計(水道、下水道、病院)決算3件、財産の取得1件、訴えの提起1件、公の施設の指定管理者の指定7件、市道認定2件、教育委員の任命1件、人権擁護委員の任命1件の計25件。諮問が1件です。

 議員提出議案は2件。市民からは請願1件と陳情2件が提出されています。当局から議案説明を受けて、それぞれ付託先を決めました。

 一般質問は、9月26日(水)~10月1日(月)の4日間。

 議案や日程等の詳細は宝塚市議会のホームページでご確認ください。http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/gikai/

 

 続く会派代表者会では、平成29年度(2017年度)決算の概要、第6次総合計画策定方針、教育委員の辞職について説明を受けました。懸案の議会選出監査委員をどうするか、議員定数問題についてはひとまず資料で。議員研修のテーマも決まり…と、てんこ盛り。

 「今年も黒字」とアピールされた決算もですが、2021年始まりの6次総計の期間を通しで10年、さらに基本構想と基本計画の2層にする(=実施計画なし)と聞いてびっくり! 今までは前期・後期で5年ごとに見直しを行ってきたのです。

 総合計画を議決案件にした議会として、策定にどう関わっていくべきか、来期のこととはいえ慎重に考えておかねばなりません。

http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/shisei/shisaku/1026733/1026734.html
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TIFA国際理解講演会にて

 宝塚市国際交流協会(TIFA)創立30周年記念の講演会後、講師のジェームズ・ボリンジャーさんを囲んで開かれた懇親会へ。ジェームズさんは米ノースカロライナ州シャーロット市のご出身。兵庫県の国際交流員(CIR)として活躍されています。

 若くてハンサムな講師は大人気で、懇親会でも質問責め。これほど流暢な日本語を話せる外国人に私は出会ったことがありません。外国の人に対して配慮すべきことは?と聞かれて、「日本では外国人に好意でHallo! と声をかけてくれる人が多いけど、旅行者、それにアメリカ人とも限りません。そっとしておいてくれるのが親切かな」。ホンマやわ。^^;

 私も、これからの国際交流のあり方についてご意見をうかがってみたかったのですが、またの機会・・・がありますように。

                  *広報委員の特権で?パシャリ♪
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子どもたちへ

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終戦記念日のつどい

 中央公民館で行われた「終戦記念日のつどい」へ。戦争の犠牲になった人々に黙祷を捧げ、中川市長、北野議長のあいさつに続いて、平和のメッセージが披露されました。今年は宝塚中3年の女子生徒3人と遺族会々長です。そして、平和の歌の合唱――。

 遺族会の川西武信さんが核兵器の廃絶と恒久平和への願いを、閉会のあいさつに立った平和事業検討委員会代表の岡邊好子さんは、女学生時代に広島で被爆して悲しみと苦難に耐えてきた半生にふれ、「いくつもの夢が破れたけど、最後まで強く生きること。15歳の夏のことを自分の言葉で語り継いでいきます」と述べられました。

 宝塚市では小学校の修学旅行で広島、中学校では沖縄に出かけます。戦争の悲惨さと平和の尊さについて、教科書では学べないことを学習し、考えるための、どれほど貴重な機会になっていることか。今年の3人が「沖縄戦」のことを話すのを聞いて、ある出来事を思い出しました。

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残暑の余部より

 残暑お見舞い申し上げます。

 連日36℃、37℃の数字が躍り、災害レベルの危険な暑さといわれた今年の夏も後半入り。朝夕涼しいはずのいなかも暑いです。^-^;

 老犬の世話のため、お盆もお正月も連れ合いの実家(美方郡香美町余部)に帰ることができませんでした。昨日2年ぶりに来ると、餘部駅に巨大なエレベーターがついていたり、浜に出られなくなっていたり、いろんな変化にびっくり。

 それでも少し歩くと、あちこちに変わらない景色が広がっています。

 明朝お墓参りをして、夕方から宝塚に向かいます。

                  *手前は余部幼稚園と小学校

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ギネスに挑戦! 23万人の線香花火大会

 日本一なが~い線香花火でギネス世界記録に挑戦!! 「宝塚23万人の線香花火大会」で1800人を超える参加者が武庫川河川敷に集合。寺本チーム(北野議員とふたり^^)もエントリーしていました。

 手にしているのは、巨大ポッキーのような線香花火(長さ55㎝、燃焼時間150秒)。大人も子どもも合図後10秒以内に自分で火を点け、もち続けるのがお約束で、同時にパチパチしている人数がカウントされます。昨年10月韓国で認定された公式記録の1700人を越えられるのか、ドキドキ・・・。

 ギネス認定員による判定の結果、1713人の新記録を達成しました。(あぶなー^^;)

 ステージでは、儀間太久実さん(口笛)、南里沙さん(クロマチックハーモニカ)、西本真嗣さん(演歌)、陽介さん(和太鼓)ら宝塚ゆかりのアーティストが出演するコンサートも。大会実行委員長の榛名由梨さん(元宝塚歌劇団)が宝塚観光花火大会復活へのアツい思いが語られ、かの名曲も披露されました。

 童心に返って楽しんだ余韻とギネス達成の興奮も冷めやらぬうちに閉会――という時に、川から“祝砲”のごとく打ち上げ花火が上がったのです。すばらしいフィナーレでした。

 実行委員会ならびにボランティアの皆さま、本当にお疲れさまでした。

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旧井上房一郎邸 ~産業建設常任委員会視察~

旧井上房一郎邸
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老犬と暮らす その11

 愛犬くるみが逝って早やひと月。帰宅すると、見えず・聞こえずでもクンクン鼻を鳴らしていた子は、もういません。四角いマットはテーブルに立てかけたまま。食器やおもちゃも片づける気にならなくて――。

 最初の月命日に、看取りの日々のことを綴っています。

 餌を食べなくなったらすぐだと聞いていました。私は固形フードを残すようになったくるみのために、缶詰などの半生品を混ぜたり、山羊ミルクでふやかしたり、バナナにしたり、それも食べなくなるとパンに挟んでみたり、ひと口でも多く食べさせようとあの手この手。食べさえすれば元気が戻ってくる気がしたのです。

 最後の手段は、ナマ肉(夏バテ気味の子にお試しあれ。瞬時になくなるかも)。6月30日にくるみは牛肉1パックを完食、いただきもののメロンまで食べて私たちを驚かせたのを最後に、翌日から何も口にしなくなりました。

 衰弱に追い打ちをかけたのが原因不明の高熱です。残された時間を少しでも楽に過ごさせてやりたい一心で、私たちは動物病院へ点滴に通いました。深夜に呼吸の異常に気づいて起きると、泡を吹いて死にかけた時の41度5分を越えていたことも。

 何が悲しかったって、あの豪雨でかかりつけの動物病院が休診になってしまったことでしょう。私はぐったりした犬をかかえて、その日と翌土・日もやっている病院を検索し続け、大雨でなかなか来てくれないタクシーを待ちました。

 

*いつも励まして下さったお友達と。わんこの名前しか知らなくて u^*^u

 

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夏祭り

 茨木キャンパスから全速力で帰宅し、着替えて走って駆け込みました! なつかしい川面保育所で開かれた池田自治会の夏祭りです。

 地元に伝わる千吉踊りを子ども保存会の子どもたちが披露。後半は地元の皆さんが新宝塚音頭や河内音頭、炭坑節を踊って大いに盛り上がりました。来年こそ踊れるようにがんばらなきゃ。^^;

 酷暑の中で設営から屋台、賄いまで準備された皆様、お疲れ様でした。          *元議員で自治会長の坂下賢治さんと

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小規模保育事業を考える  保育合研in大阪 その2

 「小規模保育」は、0~2歳の子どもたちが一緒に過ごす、園庭なし可、給食は調理師でなくても可とされ、私自身は積極的な評価をしてきませんでしたが、保育者側の思いを知ってあらためて認識したことがあります。

 乳幼児が一日の大半を過ごす施設は、ただ「預かる」のではなく、子どもの豊かな育ちに必要なものがそろっていなければならず、行政にはそれを保障する責任がある――と。3歳以降の移行先を確保し、日々の保育を充実させるため、静岡市は認可保育所、鴻巣市は公立保育所との連携を開設条件にしているとか。公私や規模によって施設間で差が生じないよう、中野区が保育士研修を一緒に行い、大田区が公立での公開保育や討論会を行っているのもそのためでしょう。

 保育所を手がける女性設計士さんは、自治体によって補助制度や調整力にばらつきがあると指摘。施設の地域間格差を訴える発言も相次ぎました。

 児童福祉法第24条第1項をどう解釈すべきか。財源保障と人件費、職員配置、障害児保育、施設改修の問題、おもちゃや絵本といった保育文化財の充実等々課題は山積。今後のあり方については、公的保育制度の中での小規模保育事業の位置づけと市町村の事業計画での扱われ方をみていく必要がありそうです。

 

 さて、わが市の保育事情はどうなっているのか。子ども・子育て支援新制度がスタートして3年。新しい取り組みで何がよくなり、どんな問題が生じているのか、そろそろ点検してみなければと思います。 

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幼稚園と保育について考える  保育合研in大阪 その1

 第50回全国保育団体合同研究集会が4~6日、大阪の5会場で開催され、立命館大学茨木キャンパスで行われた分科会に参加してきました。58もの分科会のうち、私は「幼稚園の現状をふまえた実践と課題」と「小規模保育事業の現状と課題」ほかの分科会へ。

 「幼稚園」では、子育て支援の名のもとで、子どもたちの心の動きやつぶやきを受け止める時間や空間を失いかねない今日の保育環境への警鐘というべき報告が(神奈川・金井幼稚園)――別の分科会と重なって大事な講演を聴き逃してしまいましたが、レポートを拝読して深く共感しました。宝塚の老舗幼稚園でも同様の懸念をうかがったことがあるのです。

 預かり保育と保護者会活動(同・かぐのみ幼稚園)、幼稚園型認定こども園の問題点(吹田市の保護者)についても興味深い報告が行われました。

 認定こども園については、幼稚園+保育所という制度の複雑さもですが、実際に「4歳児からは連絡帳がない、お昼寝もなくなる」「担任に会えるのは月1回程度」「保護者会が平日」と聞くと、働く親と子どもの生活にはきびしいなぁと考えさせられてしまいます。

 八尾市が公立の19幼稚園と7保育所をすべて廃止して、240人規模の認定こども園への再編計画を進めているとか。来春の開園に注目しています。

 子どもの最善の利益と子育て支援がともに進まないとすれば、それは財政面から「効率」を考えてしまうからではないでしょうか。子育てほど効率になじまないものはないのですが。 ⇒続く

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