荒地西山線④ 説明責任

公共の福祉のために私権が制限される典型的な例といえますが、そもそも「公共」って何だろう。

多くの都市計画は住民の理解と協力のもと(犠牲の上?)に進められます。少なくとも市はこのまちの住民に最大の配慮をすべきです。それはまず「知らせる」ことではなかったでしょうか。適切な時期に「知る」ことができれば、ここに家を建てなかった。異議も申し立てられた。せめて一年前に知っていたら生活を守る方法が考えられたかもしれない。その悔しさが住民の怒りを掻き立てているように思います。

「案の縦覧」は平成7年1月15日付広報で告示されました。【内容・縦覧場所】都市計画道路荒地西山線―市役所道路計画課。たくさんのお知らせの中のわずか3行です。なじみのない道路名からわが家の危機?を察知できる人、そもそも「図書」「縦覧」の意味のわかる人ってどれだけいるのでしょう(私はわかりませんでした)。その直後に大震災。市は2月末に再度縦覧の機会を設けましたが、ライフラインも復旧しないあの混乱期、「行けるわけなかった」と地主さんでも言っています。

自治会役員を中心に行なわれがちな説明会も問題アリです。民主的に運営されているところばかりじゃないし、とりわけ道路の問題は利権が絡んでくる可能性も大(行政にとってはいろんな意味で都合のよい手段なのかもしれませんが)。

お役所的には「やることはやった」といえます。でも、そうじゃない。市の事業は本来市民のためにあるべきで、市民の不利益が予想されることについては、当事者にもっと積極的に情報を開示すべきではないか。テラスハウスの人たちと話をするうちに、そんなふうに思えてきました。

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3年保育がボツに !?

今日から9月定例議会。本会議が始まる前に騒ぎが起きていました。来春からスタート予定だった市立幼稚園での3年保育が見送られたというのです。教育委員会から保育料などを定めた議案が提出されたのはつい先日のこと。議会を通れば即10月から入園申し込み・・・とスタンバイしていた矢先の取り下げだけに、一体なぜ???

3年保育のニーズは高く(保護者の6割強が希望)、国も積極的に勧めているとあって、宝塚市でも何年もかけて審議と研究が重ねられてきたそうです。3年保育の研修実践が予定されていたのはリニューアルしたばかりの仁川幼稚園(私の母園です)。「いちご組」(3歳児クラス)はまぼろしに終わるのでしょうか。

どうやら直前になって私立幼稚園連合会などから「待った」がかかったらしい。それも正式にではなく。

誰やねん! そんなんで方針ひっくり返したのは。 わが子の入園を楽しみにしていた親ごさんの気持ちを思うと憤らずにおれません。

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荒地西山線③ ズレる認識

工事のスケジュールや内容を説明しようとする当局と、計画自体を認めていない住民側。双方の認識にはずいぶんズレがみられます。

都市計画の変更時には「案の縦覧」(都市計画法第17条)がおこなわれ、一定期間内に役所で図書を縦覧し異議等を申し立てれば都市計画審議会などで審議の対象となります。あとでいろいろ言っても遅いというわけですが、そうとは知らない住民からすれば今年3月の工事説明会はまさに“寝耳に水”。当局は「事業着手(用地買収開始)から6年もたっている」というけれど、住民はドリルでガリガリ始まって初めて「着手」を認識します。事態に気づいた住民側は必死で情報を集め、工法や工事の段取りについて疑問をぶつける。朝から晩まで毎日この問題を考え抜いている住民と、工事の説明に来た電鉄側との温度差は歴然・・・即答できない場面が何度もありました。

都市計画道路は国や県など広域にわたって計画されるもので、宝塚市の整備状況は40%台とたしかに遅れ気味。まちの“葉脈”として整備されるに越したことはありませんが、市の財政は予断を許さないほど逼迫しています。住民「かさ上げだけで109億円(年間10億円)もかかる事業を、こんな時になぜ進める必要があるのか」(議員の中でも疑問視する声あり)。当局「これ以上延期すると国の補助(50%)が受けられなくなり、市の負担が大きくなる」

「西山橋より先が整備されなければ意味がないが、その予定はまったく未定。渋滞の解消も緊急性はないと思う。教育や福祉などもっとお金を回すべきところがあるのでは」との地元の声も少なくないようです。

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荒地西山線② 対策会議

市道荒地西山線の整備に伴う今津線のかさ上げ事業をめぐって、沿線住民の反対運動が起きています。荒地西山線は小林1丁目で阪急電車と交差する東西約2.4㌔。千種・西山橋付近で神戸方面に抜ける県道につなげる計画で、逆瀬川・小林両駅周辺の渋滞緩和が見込めるといいます。

昭和32年の都市計画決定から実に38年後、平成7年の計画変更で線路下を道路がくぐる立体交差化が決定。そのため軌道の盛り土を約480mにわたり最大2.2mかさ上げすることになったのです。

ここで新たに利害関係者となったのが沿線の住民でした。工事は6年間(夜間600日)にも及び、2年間は窓からわずか1.6mのところを電車が走るのです。騒音や振動で生活環境が著しく悪化することに加え、完成後は日照やプライバシー面など問題が残ります。資産価値の低下も心配です。また、住民が憩いの場として利用している公園(実際に活用率は市内NO1なのです)の一部が資材置き場となること、桜が咲きホタルの棲む自然が失われることも残念でたまらない・・・と。

先月末、線路沿いに建つテラスハウス15件の住民が「対策会議」を結成。市当局や電鉄側との交渉を続けるほか、今議会で計画の見直しを求める請願を提出されるとのこと。請願の紹介を引き受けた私は地元で開かれた説明会に出向きました。
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映画「ランドセルゆれて」実行委員会

映画「ランドセルゆれて」のプロデューサー寺島鉄夫氏を囲んで、第1回上映実行委員会が開かれました。メンバーは市内各地から集まった小学生の親たち(私も!)。

映画の説明と上映までの流れ、他市での上映例などをレクチャーしてもらいました。

子育ての原点が描かれたこの映画。子どもは群れて育つもの、人とのつながりの中でいつの間にか成長する存在であることにあらためて気づかされます。舞台が学童保育ということで、地域児童育成会のあり方や問題点、子どもの遊びをサポートする活動なども話題にのぼり、おおいに盛り上がりました。100万円を動かすイベントだけに不安も大きいけれど、映画を通じて多くの人に訴えかけたいことがある。みんなの心意気で成功しますよう!
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集団ヒアリング

一昨日は9月議会の一般質問「通告」締め切り。今日は質問の趣旨を答弁者側に説明するヒアリングの日でした。ひと通り説明しおえたところで、質問がとんできます(通告文が拙いのか?)。

気になるのが、議員の「質問」を結果的に制限してしまう質問が少なくないこと。例えば「どこの部署のことか」「そんなんキリがない」など・・・どこの部署かはそっちで考えてよ、質問の意図を話しているんだから。ついうっかり「〇〇部かなぁ」などと言ってしまったために、別の部がとっとと引き上げてしまったりして、結果的に質問を狭められた感アリ。この集団ヒアリング、宝塚独自の慣例のようです。それなりに合理性があるんでしょうけど、新人議員にはプレッシャーだし、なんか釈然としない。ちょっとプリプリしています。

今回の私の質問は次の3項目。最終日の5日(金)午後4時半からの予定です。

 ①児童館の現状と子どもの居場所づくり

 ②公共サービスの利便性向上に向けて(駅前サービスステーションの休日対応、図書館の時間延長、東公民館の学習室の時間延長)

 ③都市計画道路「荒地西山線」について 

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映画「ランドセルゆれて」

そこに行けばたくさんの友達と“きょうだい”がいて、遊び場がある――かつて、どこにでもあった「地域の中の子どもの居場所」が残っているのが「学童保育」です。

映画「ランドセルゆれて」は、それぞれに事情を抱えながらもたくましく成長する学童の子どもたちと、懸命に支える親、指導員、地域の人々を描いた話題作。父親の失踪、リストラ、生活不安、不登校・・・心安らぐ居場所を求めて子どもたちの心は揺れます。こんな事例がそう遠くないところで起きていたりする昨今ですが、この学童には彼らを支える仲間と親同士の絆がありました。

みんなで飼っていたヤゴが羽化し翔び立っていくラストシーンがちょっぴりノスタルジックで、さわやかです。

ある指導員の手記をもとに映画化されたもので、25人の“主役”は実際に大阪の学童保育に通う子どもたち。ベテラン指導員を清水由貴子、倉崎青児らが演じています。「人を育てるのは人。どの子もみな明日を担う社会の子として育てられたらと願ってやみません」(中山節夫監督)。

尼崎市内で開かれた上映会に参加しました。宝塚でも小学生の保護者有志が実行委員会を立ち上げ、12月上映に向けて準備を進めています。育成会ファミリーはもちろん、子どもと地域、子育てに関心のあるすべての方に観ていただきたい作品です。文科省選定、厚労省推薦、宝塚市教育委員後援。

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女性たちの温泉談義

みらいネットが月1回開く「フリートーク」へ。

初回の今日は女性ばかり延べ20人が集まりました。話題の中心は宝塚温泉。「市のやり方のまずさの、いってみれば失敗のシンボル」「市は間違わないものと信じてた」「今の市の状況ってものすごく不安よね」と、キビシイ意見が続々。これまで市政にあまり関心のなかった人までも、自分たちの払う税金が有効に使われているかどうか気にし始めた。そのきっかけとなったのが温泉の一件です。

女性たちの関心はとても高く、「ただの温泉ならよそにもある」「温泉と呼ぶから発想がせばまる。温泉付きの健康サロンやエステと考えれば、タテ構造でも十分いける。料金4000円でも行くわ」「気持ちがよくて癒しになることにお金をかけても惜しくない」と盛り上がる、盛り上がる・・・。「なんで市は市民の意見を聞かへんの?」「せっかくのおしゃれな建物、しょーもない温泉にしたら許されへんで」(笑)に一同大きくうなずいていました。

このほか、住民票交付などの手続きが平日しかできない、図書館の閉館が早すぎる、子どもの遊べる公園がないなど。仕事や活動、地域での立場も異なる人たちが集まって思いを語り合う場は貴重です。
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「少年自然の家」のピンチ

夕方から会派の有志で西谷地区にある「市立少年自然の家」を訪ねました。初めてなのにどこか懐かしい感じのする建物で、320人まで宿泊可(二段ベッドが並んだ部屋はきつきつでも楽しそう!)。その奥には森や里山、野外活動場、アスレチック施設、天文台など、自然を丸ごと楽しめる広大なフィールドが広がっています。

木々や設備の手入れは職員の手で行っていると聞いてびっくり! その行き届いた様子からどれほど愛着をもってここを守り育ててこられたかが伝わってきました。

緑に囲まれた変形プールは子どもたちに大人気(小学校のプールが屋上にある時代ですから!)。ところが、老朽化した配管の工事に2200万円もかかるということで廃止を余儀なくされるというのです。

転地学習の拠点として全国に先駆けてオープンし、注目を集めた「自然の家」も、自然学校の舞台が県の施設に移るにつれて利用者が年々減少。築30年と老朽化が進み、行革の流れの中で存続の危機に瀕しています。学校の授業や生徒児童を含む団体の利用に限られてきた「自然の家」は今年度いっぱいで閉館され、日帰りの野外活動施設として一般に開放される予定。それでも「廃止」よりはずっといい・・・。

新しい試みが成功し、今まで以上に多くの子どもたちが自然の中で遊べるように。そして、いつか施設のリニューアルを果たして、森のプールや星空の下での宿泊を誰もが気軽に楽しめるよう見守っていきたいものです。

※昆虫の標本も豊富。ファーブルの愛読者だった私には久々に心ときめく施設でした。

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2004年度予算編成に向けて

2004年度の当初予算編成を前に、「市民ネット.宝塚」では政策全般に関する要望をまとめた申入書を市に提出しました。少し長くなりますが、内容は次のとおり。

1.行財政改革

①宝塚市行財政システム改革マスタープラン及びアクションプランの更なる実行を促進し、達成されるよう求める。

②行財政システム改革推進委員会の最終提言の内容を細部まで最大限検討し、具体的に反映すること。その反映状況を委員に結果報告するなど、執行過程において適宜、委員や市民に対し積極的に情報公開すること。

③財政再建準用団体に転落しないように、「財政構造改革に向けての基本方針」に基づく歳出の削減計画を社会状況の変化と照らし合わせながら随時見直し、厳格な予測と計画のもとに財政再建を実行すること。また、目標削減額の達成のためには、できる限り前倒しで削減を進めていくこと。

④財政状況や改革への取り組み状況を市職員だけでなく市民全体への周知・情報公開を徹底し、市全体で危機感を共有しながら行財政改革に取り組むこと。そのための情報公開活動は市の広報紙だけに頼らず適宜行っていくこと。

⑤全事業の見直しを「宝塚市の民間活力の導入に関する基準」に基づいて直ちに実行し、事業の廃止や民営化、PFIや民間委託等も含めて各事業の今後のあり方を今一度検証し、予算編成に反映すること。特に、大規模な新規事業については、真に緊急性が実証されるもの以外は暫時執行を見送ること。

⑥市の外郭団体や第3セクターについては、経営内容の情報公開を市民に対しても徹底し、経営の再建を実行すること。また今後は市との関係のあり方について検証し、撤退をも視野に含めること。

⑦補助金については、総額が本年度額以下に抑えられることを最低条件とし、常時、市税収入の2%以下程度になることが望ましい。また、早急にも補助金交付の統一的基準と交付要綱を作成し、基準にそぐわない補助事業に関しては交付を廃止するか大幅な減額を実行すること。また、補助金の公募型第三者機関審査制度について直ちに検討し、実行に向けて準備すること。

⑧市議会議員待遇者会(議員OB会)運営補助金は、事業を廃止するか予算削減の方向で検討すること。

⑨市の施設と人材が有効に活用されているかどうか見直しを行うこと。例えば「少年自然の家」を広く市内外の利用希望者に有料で開放する等。

⑩事務事業評価・政策評価にアウトカム指標による評価をすべての事業に早急に盛り込むこと。不完全であってもまず、実施し試行しながら改善していくこと。アウトカム指標でない評価は評価に値しない。

⑪職員に支給されている事務服を廃止にすること。市民サービスに影響のない経費は極力削減努力を。

⑫各事業経費の大半を占める人件費について再度見直しを。たとえばパート保育士の時間給など民営化を検討する以前に努力する余地があるのではないか。

2.広報改革について

①市民参画の前提となる積極的情報公開の観点に立ち、広報活動は一層の充実を図るべきであり、そのための必要な予算措置を講じること。

②市の広報紙の改善については、検討委員会を設置し、専門家や市民を介して協議すること。

③広報紙作成の担当業務を民間委託することも視野に含めて検討すること。

3.商工業の活性化

①観光プロムナード周辺の活性化に向けて、イベント開催を含めたソフト面の充実を図る。

②TMOの再整備。ソリオ宝塚都市開発㈱の中に置かれたままでよいのかを検討すること。

③宝塚ファミリーランド跡地利用に関しては、市民の声を市の意向として阪急側に伝えつつ、観光客増加を目指すなど市の活性化につなげる方向で積極的に計画に関与すること。

④サンビオラの再生に対して支援すること。

⑤企業振興を図る条例を制定し、企業の活性化を図ること。

⑥企業の各種融資制度を充実すること。

4.新公園墓地計画

①需要予測をしっかりとして、必要な区画の造成とすること。

②全面的な情報公開をし、一般競争入札を徹底し総費用の抑制に努めること。

5.宝塚温泉

①宝塚温泉のリニューアルにあたっては、検討委員会の答申を尊重し早期に再開すること。

②再開までの期間、施設維持には必要十分な措置を講じること。また、施設維持のためには、地域住民やボランティア、NPO等の協力を得ながら暫定的な運営を試みることも視野に含めて、検討すること。

③同施設が中心市街地にあることに鑑み、地域の安全や市民及び観光客の心象にも配慮し、夜間の照明点灯を直ちに実施すること。

④宝塚温泉を再建し、再オープンをめざすのであれば、地域商工関係者との連携を深め斬新なタイアップ策を取るなど、従前にとらわれないことを求める。

6.教育

①次世代を担う子どもたちの育成は社会の責任であり、自治体においても最重要施策とされるべきである。教育に関する予算は可能な限り優先させること。

②ケアの必要な子どもたちのために、心理相談員、別室登校指導員等の子ども支援サポーター事業の拡充を図ること。

③「障害」を持つ児童生徒の課題解決のために介助員の増員を行うこと。

④児童生徒の主体的・意欲的な読書活動を促し、教師とタイアップした効果的な学習システムを確立するために、学校図書館に専任司書を配置すること。

⑤学校図書館間、学校と公立図書館の情報・物流ネットワークを構築すること。

⑥地域児童育成会の指導員の増員と施設の充実、無償制度を堅持すること。

⑦学校、園の活動を市民が理解し支援できるよう、市のホームページその他の媒体を充実させること。また学校のオリジナルHP作成についても支援すること。

  

7.子育て支援

①次世代を担う子どもたちが乳幼児期から青年期までを通して最良の環境におかれるよう努めること。

②地域の子育て支援の核である保育所・幼稚園の公的責任を認識し、「質」とサービスを低下させることのないよう努めること。

③保育所・幼稚園の民営化に関しては上記②の観点から、十分に調査をおこない、可否を含めて慎重な検討・協議を重ねること。

④子育て支援保育士や子育て支援サポーター等の支援制度を拡大・充実させること。

⑤右岸地域の児童館の新設計画を進めること。また、学童期から青少年期までの子どもの居場所づくりに取り組むこと。

8.市立病院

①診療業務の増加に対応し、医薬分業や予約診の拡大等、診療業務の効率化と迅速化を図ること。

②小児一次救急センター設置を早期に実現すること。

9.人事制度改革

①市幹部職員に民間人を登用できるよう、人事制度改革を求める。本来ならば、地域経済振興や温泉・霊園などの事業は民間出身の管理職を登用し、事業展開していくこと。

②本市が出資する株式会社や公社への人事交流を行わず、本来の設立趣旨に立ち返り民間企業的経営手法を推進できる民間人を適材適所で配置すること。

10.環境対策

省エネルギー、ゴミ削減など、啓発活動を充実すること。

議員間で情報を共有し、ときには議論しながら方向を定めていく。市民が当然に期待しているこのことが、実は会派を超えると機会すらないことには驚かされます。本会議も委員会も、議員個人VS行政のやりとりが基本。そんな中でようやく個人ではできない、会派ならではの動きができたかなと感じています。

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「市民ネット.宝塚」の緊急要望

9月には補正予算が組まれ、議会に上がってきます。

これに先立ち、私の所属会派「市民ネット.宝塚」では緊急の要望をまとめて臨時議会のあと市長に提出しました。

以下、内容の要約です。

<宝塚温泉について>

①リニューアルにあたっては検討委員会の答申を尊重し

 早期に再開すること

②メンテナンスには必要十分な予算をつけ、さらに地域住民やボランティア、NPO等の協力を募り暫定的な運営を試みることも検討すること

③中心市街地であることから防犯上、また市民と観光客の心象へも配慮して、直ちに夜間照明を行うこと

<新霊園事業について>

①新霊園事業にかかる経費には担当者の人件費なども計上すること

②しっかりした需要予測に基づき、必要以上に大規模な工事をしないこと

③検討委員会に資金調達・発注管理方法の専門家を入れ、PFI・VE・CMといった手法を検討し、コスト抑

 制に努めること

次は来年度の予算編成に向けての申し入れ。ただ今要望書を作成中です。

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臨時議会(NO MORE PACHINKO!)

臨時議会が開かれ、「宝塚市特別工業地区建築条例の一部を改正する条例」が可決しました。

「特別工業地区」は工業の利便と住環境の保護の調和を図るために規制が設けられているエリア。パチンコ業者が出店を計画中の地域とその周辺を新たに指定することで建築基準法に基づいて出店を規制しようというわけです。

商業地以外の風俗店建設を禁止した市の「パチンコ条例」が最高裁で門前払いとなった昨年7月以来、相次いでパチンコ店進出の動きあり(なんせ業界の目安は1万人に1店、宝塚市なら22店?)。地区指定が遅れた結果、住民の懸命な反対運動にもかかわらず“駆け込み着工”を許してしまった安倉地区の一件は、6月議会でも問題になっていました。

今日の質疑では、某議員が①都市経営の視点で妥当な解決といえるか ②住民への説明は十分なされたのか(まちづくり条例第7条・説明責任)の2点について追及し、1人反対を表明。賛成多数で議案は通りましたが、ニセコ町に次いで「まちづくり基本条例」(H13)を制定して注目される宝塚市、「条例をつくるだけでなく、生かす努力を」との議員の意見にはまったく同感です。

なお、罰則付き「パチンコ条例」への改正も年内に実現する予定。

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子育て・教育・高齢社会問題調査特別委員会

「子育て・教育・高齢社会問題調査特別委員会」を傍聴しました。

生徒間および教師への暴力、そして教室を抜け出す生徒の対応に追われて授業が成立しない事態が続いているA中、N中。教育委員会からは不登校の生徒のためにおこなわれている別室指導、PTAによる見守りやNPOなど外部スタッフの介入によって少しずつ改善されている状況が報告されました。

ケアを必要とする子どもたちを支援する試みとして今年度、市の予算で別室指導員ら6人が小中学校に派遣されています。すでに効果もあらわれていますが、指導員が子どもたちと信頼関係のできたところで他校へ送られるようなことでは元の木阿弥。受け持った子が別室から教室へ、そして次の学年に進むまで見守れるよう、一方で支援を必要とするすべての学校に指導員が派遣されるよう制度の充実を強く求める意見が出ました。子どもたちの将来を左右する問題だけに、しっかり対応してほしいものです。

定員調整のため40人が志望校以外の高校に“まわし入学”することになったことに関しては、進路指導の甘さを指摘する声が。また中学校の制服について、学校間で最低2万4600円~最高3万8280円(男子)の価格差があることも問題になりました。
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まちづくり連絡会議って?

宝塚小学校で開かれた「第3ブロックまちづくり連絡会議」を初めて傍聴しました。同会議は協働のまちづくりをめざす市民と行政の対話・連携の場としてH9年にスタート。年2回、7つのブロックごとに開かれています。

行政側は市長、教育長、財務部長のほかテーマに関連した部課長ら計16名、市民側はコミュニティや自治会、PTAの代表者、委員らざっと40名。まず市長が財政状況を説明し、教育や防犯その他の方針を語ったあと、地域の課題が順に報告され、質疑応答・・・という流れでした。

自治会からの発言は駅の橋上化や自動改札の導入等を求める“陳情”に近いものがほとんど。議会でも委員会でも出ていた話(同じ人=議員が言っているのがナゾ)で、ここのテーマとしても4連チャン。う~ん・・・このまちの関心事ってハード面ばかりじゃないと思うんだけどなぁ・・・。

発信された情報を地域の一人ひとりに伝え、いろんな世代や立場の声を集めるためには、もひとつ仕掛けが必要なのかもしれません。せっかく市長以下フルメンバーで出向いてくれるんだから、要求にとどまらず創造的な話ができればbetter。もっとオープンにして、広く参加を呼びかけてもいいんじゃないかと思うんですが。

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相談と当番

お隣のマンションの理事長さんから相談を受けました。川沿いで若者たちが打ち上げる花火の音で安眠が妨げられるそうなのです。数人が集まり、住民でできることは何か、市への要望はどうするか、警察へは何をお願いするかを考え、宝塚警察と市の公聴相談課へ出向きました。

「今までだれに言うたらエエんかわからなかった。市の担当もわからへんし」と言ってもらうことは少なくありません。住民の困り事をさくさく解決できればカッコいいし?感謝もされるでしょう。ただ、何事も議員の権力みたいなものでは解決したくない気がするのです。

それって“住民力”ダウンにつながりかねないし、別のだれか(たとえば花火を楽しみたい人とか)が不利益を被る惧れもありそうだから。

市民相手だとそれなりにしか対応されないとしたら、それ自体なんとかしなきゃいけない。

「初めて“かけはし(議会報)”読んでみた」という友人、「温泉どないなるんでしょ」と聞いてくださるご近所さん、「こんなとこ初めて~」と控室をのぞきに来てくれるPTA仲間・・・私がいることで議会や市政を身近に感じてくださる方が増えたらラッキー♪ 調べ事をしたり、情報を提供したり、担当部署に取り次ぐことで、住民パワーをサポートできればうれしいし、もちろん議会を通じて制度的な解決が図れるようにがんばりたいと思っています。

議会の報告などに出向きますので気軽に声をかけてくださいネ! ※午後から久々のプール当番でした。

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尼崎の市民パワーって・・・その2

午後7時から始まった第3部は、リレートーク「市民が語る尼崎」。マイクは「紙ふうせん」の後藤悦二郎さんから、へアラルトの半田まゆみさん、釘メーカー経営者・太田貫一さん、「喜楽苑」理事・市川禮子さん、婦人服店経営者で小説「六さんの事件簿」の著者・橋本敏信さんと、尼崎ゆかりの著名人の手へ回っていきました。

自宅から高齢者住宅へと移行するデンマークの在宅介護事情を紹介、「ケアが変われば自立意欲がめばえ、生活が激変する」と話す市川氏。痴呆の祖母もそうでした。

「昼の市民もインフラを利用するので(住民票がなくても)市政に関心をもっている。法人からも市議に立候補できるなど道を開いてほしい」と太田氏、なるほどなるほど・・・。

ひとくちに市民といっても、誰もがその道の専門家です。宝塚市民だって実はプロだらけ。仕事で身に付けた情報とノウハウを地域に持ち寄り、ボランティアとして役立てるしくみがあればなあと、私は育成会室移築の一件以来考え続けています。父親たちが定時に帰れるようになったら地域はきっと変わるでしょう。

コーディネーターは白井市長。市民出身だからか若さゆえか、会場の参加者との距離をまったく感じさせない人でした。

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尼崎の市民パワーって・・・

尼崎市民有志が企画した討論会「白井文と尼崎の未来を語る7時間」をのぞいてきました。

第一部は、白井文(尼崎市長)×上原ひろ子(国立市長)のパネルディスカッション。第二部は「21世紀まちづくりビジョンの視点から」と題して、環境問題と経済・財政の専門家、元キリンビール尼崎工場長の3人が語るというものでした。その中で「!」だった発言を–。

・行財政改革で「痛みを分かち合う」という、その痛みの後ろに展望があるか。数字を減らすだけでなく、暮らしをどう変えるか。

・市民参加、住民参加で突破せよ!

・地方自治法の理念を地域に合わせて実行せよ! 

「行政がすべきこと」と「市民がすべきこと」は市民が決める。

・市民と事業者と職員が「一緒に失敗しよう」の精神でチャレンジを…等々。

職員の指導のもと、総合計画を住民自身がつくっていった長野県塩尻市の例も紹介されました。

また、白井市長の「住民参加の単位はどのくらい?」の問いに、パネラーたちは口々に「子どもの行動範囲が目安」。安心できる環境をつくれ、地域が結束でき、誇らしく子どもたちを育てられることが大切、小学校区・中学校区は自然と防災・防犯その他の活動のモジュールになってきたとの話にはうなずかされるものがありました。

自治の担い手を育てる条件、組織づくりなど興味深い話が続々。ステージにはダンボールアート。受付もふつうの市民らしき人たちです。会場を埋めているのも若者や買い物途中のような主婦、夫婦連れ(市の職員はどこかにいたのだろうか?)で、席を立つ人はほとんどいません。

こんな企画を実現してしまう、そして集まってくる尼崎市民の力ってちょっとスゴくないですか?

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まちづくり調査特別委員会~宝塚温泉

まちづくり調査特別委員会が開かれ、休館中の宝塚温泉を視察しました。どの浴槽もバスクリンを入れたお湯の色。イスやシャンプー類、レストランの食器などがそのまま放置されて、まるで夜逃げ跡のよう。鳴り物入りでデビューした一年半前のことを思うとなんともさみしい限りです。

(それにしても、よくも悪くも注目の宝塚温泉に行ったこともない議員たちって一体ナンなのさ~!)

会社の建て直し等について進捗はなく、市は経営改善計画を委託するコンサルタントを探す一方、8月中旬に検討委員会を立ち上げます。メンバーは学識経験者2人、部長級職員6人、県民局1人、市民5人。市民委員を老人会などの団体から選ぶと聞いて、私は「公募によって、幅広い年代層の意見を集めるべきでは」と発言。今回は時間的にムリながら ‘若者代表‘にも入ってもらえることにはなりました。年内には具体的な方針が打ち出される予定です。

さて、問題は、①どこが経営するか(市直営か、委託か)②どんな施設として再デビューするか(採算度外視の福祉施設か、採算も意識した集客施設か、他の目的に転用か)でしょうか。

私のまわりには宝塚温泉をまちの活性化のシンボルにと願う人が多く、「友人を連れてきたくなる温泉」「女性客がハマルおしゃれなプラン」等をFAXやメールで送ってくれる人も。構造上の制約はあるとしても、巨匠・安藤忠雄のデザインと好ロケーションを生かした使い途が必ずあると私も信じています。

今後、ワークショップやインターネットを通じて広く市民の声を聴く機会も設けられるので、温泉フリークの人はキラリと光るアイデアを、ぜひ!!

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『びほろ町ぎかい』の偉さ

視察先の資料を整理中、何げなく繰ってみた美幌町の議会報(H15.6月)に「えっ!」。

A4×20ページ・単色刷りの地味なものだけど、内容がすごい。5月の臨時議会の報告をトップに、議長・副議長がどのように選出されたか、町長の所信表明がどうで、そのあと緊急質問があったこと、監査委員の人選がうまくいかなかったことなど、開会から閉会までの様子がきちんと報告されています。続くページでも合併問題や予算、議員定数削減案など町民の関心どころを中心に、解説もまじえながらわかりやすくまとめられていました。

どこの議会報でも、だれが何を質問したか(議員のアピール?)、数行の答弁と諸々の結果報告で終わりがちですが、『びほろ町ぎかい』は違う。自治体の規模や議員数の問題ではなく、明らかに編集方針が違うのです。

後日、同町の議会事務局に尋ねてみると、「わかりやすいことばで町民に議会の様子を知らせる努力をしています。それが伝統なんです」。実はこの『びほろ町ぎかい』、議会報コンクールで何度も特賞その他の栄誉に輝いていたのでした。予習不足で、詳しい話を聞きそびれてしまったのが残念・・・。

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「みらいネット」誕生!

私が市会議員への立候補を決意した動機は、ふつうの市民(だと自覚している自分)の感覚と市政のあり方とのズレを感じてきたところにあります。こんな時代だからこそ必要な子どもたち&子育て世代への対応が十分でなかったり、宝塚温泉のような事業がまかり通ってしまったり。

一体どうなってんの? 議員の世代や性別、生業的出身?がかたよりすぎているのはやっぱりまずいで・・・

そんな思いからでした。

そもそも行政は、住民がより安全に快適に豊かに暮らすためにつくられたもので、そのために雇われたプロフェッショナルが「職員」です。ゴミの回収処理も、道路や公園や施設の整備も、子どもの保育や教育も、さまざまな福祉政策も、まず住民のニーズありき。みんなが出し合ったお金をどこに・どんなふうに割り当てていくか、それを決めるのは「住民」のはず。いわば住民が主役で主権者、行政は代行者、議会は代理人。そのしくみが「自治体」だと思うのです。

「安全で快適で豊かな暮らし」のビジョンは、だれが描くものなのか。「市民参画の時代」といわれながら、もしかしたら市民は意思形成の場に参加させてもらっているだけ、まだまだ「ご意見拝聴」レベルにとどまってはいないでしょうか? 

市民がまちづくりに参画するための機会を継続的につくっていこう――そんな活動をおこなう「みらいネット」(代表・糸田川道子)が今日からスタートします。寺本さなえもメンバーとして、議会の動きや市の情報を伝えていきます。一人でも多くの人に参加していただきたい。そして、明日の宝塚を私たち自身の手でつくりあげていきましょう! 

※議会報告会には呼びかけ人を含めて17人が参加しました。

 事務所は、売布2丁目12‐6谷内ビル2F T/F 0797(86)2392

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